新型コロナPCR検査について

 

Q:PCR検査とは何ですか?

A:ウイルスの遺伝子の一部を増やして検出する核酸増幅法の一種です。
PCR検査はpolymerase chain reactionの略で、日本語ではポリメラーゼ連鎖反応と呼ばれています。元々は検出したいDNA配列部分(遺伝子の一部)だけを増幅することで微量の遺伝子を検出することが出来る検査方法でしたが、RNAを逆転写反応と呼ばれる反応によりDNAに変換した後にPCRをするというRT-PCR法が開発されました。更にリアルタイム(経時的)に増幅の様子が確認できる手法が開発され、リアルタイムRT-PCRと呼ばれる検査方法が一般的なウイルスの核酸増幅法として知られています。

リアルタイムRT-PCR検査の問題点は検査機器が大きく高価で検査時間が長いということが挙げられます。そのため、検査結果時間を短縮したPCR検査として等温核酸増幅法:LAMP法やNEAR法 (Nicking Enzyme Amplification Reaction)等が開発されました。
当院にて施行可能なNEAR法ではID NOW(Abbot社)という機器を用いて約15分で検査結果を出すことができます。何れもリアルタイムPCRに劣らない検査精度(約95%一致)を示し、保険検査や海外渡航時の陰性証明に有用な検査として認定されています。一部の国ではリアルタイムPCR検査指定の場合があります。ご確認の上検査をご希望下さい。

 

Q:当日迅速で結果がわかるPCR検査があるのですか?

A:リアルタイムPCR法ではなく、NEAR法という等温核酸増幅法の一種によるPCR検査で、約15分で新型コロナウイルスのPCR検査結果を出すことが出来ます。
リアルタイムPCR法と同等の精度(約95%一致)を持ち、13分という短時間で検査結果がでますが、利用できる検体は鼻咽頭ぬぐい液(医療従事者による採取) となります。海外および日本で正式な保険診療検査法として採用され、海外渡航時の陰性証明として有用な検査法として認可されています。一部の国ではリアルタイムPCR検査指定の場合があります。ご確認の上検査をご希望下さい。

隔離室もしくは駐車場にて鼻咽頭ぬぐい液を採取させて頂きます。陰性証明書は即日発行可能です。 英文の場合 はあらかじめWEB問診にて個人情報を入力していただくと( パスポート番号 、住所名前、性別、来院予定日時など)早めに証明書を発行できます。

※ID NOWについて

ID NOWは、米国のアボット ダイアグノスティックス メディカル株式会社が開発した新しい核酸増幅法(PCR)を用いた検査機器で、SARS-Cov-2のウイルス遺伝子をNEAR法(等温核酸増幅法)により増幅して調べることができます。 EAR法は、新しい遺伝子増幅方法で、15分という短時間で結果を出すことができます。リアルタイムPCR検査と同等の高感度(リアルタイムPCR法と陽性一致率 93.3%、陰性一致率98.4%とほぼ同等の精度)の遺伝子検査として、日本の厚生労働省でも承認済みの信頼性の高い検査法です。

 

 

 

 


 

2022年01月09日